TOEIC Part 7 速読のコツと頻出ディスコースマーカー
TOEIC Part 7(読解)を時間内に解き切るための速読テクニックと、文章の論理構造を素早く把握するための「ディスコースマーカー」(therefore、moreover、nevertheless など)の分類と使い方を解説します。
TOEIC Part 7 は 54 問を約 55 分で解く必要があり、Reading セクションで最も時間が足りなくなりやすいパートです。本記事では、Part 7 を時間内に解き切るための速読の 3 原則と、文章の流れを瞬時に掴むための「ディスコースマーカー」を体系的に解説します。
Part 7 の構成と難度
| セクション | 問題数 | 文書数 | 難度 |
|---|---|---|---|
| Single Passage(単一文書) | 29 問 | 10 文書 | ★★☆ |
| Double Passage(2 文書) | 10 問 | 2 セット | ★★★ |
| Triple Passage(3 文書) | 15 問 | 3 セット | ★★★★ |
速読の 3 原則
原則 1:設問を先に読む
本文を読み始める前に必ず設問に目を通し、何を問われるかを把握してから本文に入ります。設問のキーワード(人名、固有名詞、日付、金額など)を頭に入れると、本文中で該当箇所を見つけた瞬間に解答できます。
原則 2:トピックセンテンスを優先
英語の論理構造では、各段落の最初の 1〜2 文に主題が置かれることが多く、これを読むだけで段落全体の趣旨がつかめます。詳細部分は設問で問われた箇所だけを精読する戦略が効率的です。
原則 3:ディスコースマーカーで論理を追う
「順接」「逆接」「追加」「結論」を示す接続表現を意識的に拾うと、文章全体の論理構造が骨組みとして見えるようになります。これが速読力の核です。
頻出ディスコースマーカーの分類
| 分類 | 代表的な表現 | 意味 |
|---|---|---|
| 順接(だから/その結果) | therefore, thus, as a result, accordingly | 前文の結果を示す |
| 逆接(しかし) | however, nevertheless, on the other hand, whereas | 前文と反対の内容 |
| 追加(さらに) | moreover, furthermore, in addition, additionally | 情報の積み増し |
| 例示(例えば) | for example, for instance, specifically, such as | 具体例の提示 |
| 結論(つまり) | in conclusion, in short, to summarize, overall | まとめ・総括 |
| 時間(その間) | meanwhile, in the meantime, subsequently | 並行・後続の出来事 |
| 対比(一方) | in contrast, on the contrary, conversely | 対比的な情報 |
Part 7 で頻出する論理マーカー(単語ページ)
TOEIC で実際に出題頻度の高いディスコースマーカー語:
設問タイプ別の解き方
- What is the purpose of ...?(目的) → 第 1 段落の冒頭
- What is mentioned about ...?(言及) → 該当キーワードを本文検索
- What is implied / suggested?(示唆) → 文末や逆接の直後
- In paragraph X, the word "Y" is closest in meaning to ...(語義) → 文脈から類義語選択
1 文書あたりの目安時間
- Single Passage: 1 文書 5〜6 分(設問 2〜4 問)
- Double Passage: 1 セット 8〜10 分(設問 5 問)
- Triple Passage: 1 セット 10〜12 分(設問 5 問)
Part 7 攻略の本質は「全文を精読しないこと」です。ディスコースマーカーで論理構造の骨組みを掴み、設問に関係する箇所だけを精読するスタイルを身につければ、時間切れに悩まされなくなります。